

90年代まで「グローバル化」という現象は、地球規模で「つながる」ことへの期待をこめた夢のある言葉でした。しかし21世紀に入り、「全球」が継ぎ目なくつながっていることからくる恩恵と不利益が誰にも見えてくるようになると、人々は「果たして私にとってグローバル化はいいことなのか」という問いかけを始めるようになりました。
このサイトでは、人々が複雑な思いで見つめている「グローバル化」について、さまざまな議論を俎上に載せ、その本質に迫ります。
なお、このサイトで紹介している記事・論文は筆者の個人的見解です。
1997年に東京財団が設立されてから10年が経ちました。世界はものすごい勢いで動いており、ぼんやりしていると「グローバリゼーション」という得体の知れない波にのみ込まれてしまいます。 こういうときこそ、時代の流れに翻弄されることなく、立ち止まって物事の本質をしっかりと見極め、的確な政策を打ち出す場が必要です。幸いなことに、東京財団は国会と霞ヶ関の中間という恵まれた立地にあり、独立した立場から政策研究、提言をできる十分なインフラが整っています。威勢のいい「あるべき論」や海外の政策の直輸入といった小手先の政策論議でなく、日本の文化や文明にまで立ち返って問題の本質を突きとめ、抽象論にとどまらず現場感覚を大切にしながら、具体的な案として世の中に提案し、実現をはたらきかけていくのが、東京財団の研究事業の役割です。この10年の間に、民間から内閣に入ったり、霞ヶ関の官僚が政界やアカデミズムに飛び出したり、政策をめぐる人材の流動化は急速に進みました。この国で何かが動き始めているのはまちがいありません。東京財団の研究事業は、こうした流動化した人材の知性や能力を集めながら、世の中を動かす発火点となることを目指します。
サイト制作メンバー
| 発行者 | 加藤 秀樹(東京財団会長) |
| 編集者 | 今井 章子(東京財団10周年記念事業担当ディレクター) |
| 上村 麻子(東京財団広報・10周年記念担当) | |
| 菅井 敬太(東京財団奨学事業部プログラムオフィサー) | |
| 執筆者 | 会田 弘継(共同通信論説・編集委員) |
| 翻訳協力 | 前田啓一 |
| 横田 恵 | |
| 株式会社Wordcraft | |
| 記事協力 | Project Syndicate |
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